早池峰神社

神社の御祭神について

① 田中神社 瀬織津姫(せおりつひめ)
② 早池峰神社 瀬織津姫(せおりつひめ)
③ 大償神楽 三社大権現 月読命(つくよみのみこと)
稲倉魂命(うかのみたまのみこと)
大雷命(おおいかづちのみこと)
早池峰神社
田中兵部氏は早池峰山を開山し、山頂に早池峰神社を建立したと言われています。
田中神社・早池峰神社
瀬織津姫(せおりつひめ)
田中神社、早池峰神社の御祭神は瀬織津姫(せおりつひめ)です。水の神様として、日本神道における非常に神秘的で謎多き女神です。古事記や日本書紀には登場しないにもかかわらず、神社の祝詞「大祓詞(おおはらえのことば)」には名を残しています。水の神であることから、白龍の化身とも言われることがあります。白龍は「浄化」「再生」の象徴であり、瀬織津姫の神格と重なる部分が多いです。
瀬織津姫(せおりつひめ)のご利益
  • 厄除け
  • 災難除け
  • 浄化
  • 再生
  • 縁結び
  • 子授け
  • 安産
  • 勝運
  • 開運
  • 立身出世
  • 交通安全
  • 水難防止
大償神楽 三社大権現
大償神社はもともと地域に根ざした神仏混合の形で、存在していました。そこには修験者がおり、鉱山を守っていたともいわれています。三社大権現と言われている神様は、以下の通りです。
月読命(つくよみのみこと)
月読命(ツクヨミノミコト)は、日本神話に登場する「三貴子(さんきし天照大神・須佐之男命・月読命)」の一柱で、夜と月を司る神様です。太陽神・天照大神と対をなす存在として、静けさや内面の調和を象徴する神格を持ちます。その神秘性ゆえに、さまざまなご利益が語られています。
月読命(つくよみのみこと)のご利益
  • 五穀豊穣
  • 雨乞い祈願
  • 航海安全
  • 豊漁
  • 女性守護
  • 精神的安らぎ
  • 厄除け
  • 運気調
  • 占い
  • 暦の神
  • 死と再生
  • 若返り
稲倉魂命(うかのみたまのみこと)
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)は、日本神話に登場する食物・穀物の神であり、稲荷神社の主祭神として広く信仰されています。鉱山の繁栄や安全の守り神とも言われ、全国に約3万社以上の稲荷神社が存在します。そのご利益は非常に多岐にわたります。
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)のご利益
  • 五穀豊穣
  • 商売繁盛
  • 金運向上
  • 家内安全
  • 芸能上達
  • 交通安全
  • 厄除け
  • 諸願成就
大雷命(おおいかづちのみこと)
大雷神(おおいかづちのみこと)は、日本神話に登場する八雷神(やくさいかづちのかみ)の一柱で、雷の強烈な威力を象徴する神です。伊邪那美命(いざなみのみこと)の体から生まれた雷神たちの中でも、特に「頭部」に宿る神格として描かれています。
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)のご利益
  • 落雷除け
  • 火防(ひぶせ)
  • 雨乞い
  • 農業守護
  • 水の神厄除け
  • 災難除け

早池峰山は女人禁制とされ、その麓には沢山の地域の山伏、修験者が集まっていました。
そこで、田中兵部は、ここに集まる多くの修験者たちに山伏神楽を伝えました。
その中で、田中神社の流れをくむ「岳神楽」と「大償神楽」は「早池峰神楽」として長きに渡り途絶えることなく、阿吽の神楽として山の神舞の「阿」の面は大償神楽、「吽」の面は岳神楽として歴史を重ねるとても珍しい継承の形となりました。

なぜ、大償神社は田中神社の流れなのに、瀬織津姫ではないのでしょうか
大償神社は江戸時代の神仏分離により、田中神社を師事し「神社」となりました。
それ以前より存在していた周辺地区で祀られていた他の神様や神霊を混合し、地域の信仰の拠り所となったと思われ、稲倉魂命(うかのみたまのみこと)を有することで稲荷神社でもあります。
大償神社の社殿内には、稲荷であることから「奉納正一位稲荷大明神」と記される旗が保存されています。これは、南部家より授かったと記録が在ります。

神楽は、神社の祭り事の他、通り神楽として、農閑期の時期には家々の庭先をまわり、娯楽でもあり、信仰と共に、地域の人々に深く根付きました。現代では、地域のまつり、冠婚葬祭、舞台公演、海外公演など、世界に残すべきものとして注目され、昭和51年(1976年)5月4日に国指定無形民俗文化財、平成21年(2009年)にユネスコ無形文化遺産として登録され、変わらぬ形を保つ文化として受け継がれています。
毎月第2日曜日を「神楽の日」として、花巻市大迫交流活性化センター(早池峰ホール)を会場に、岳(たけ)神楽・大償(おおつぐない)神楽、八木巻(やきまき)神楽の3つが月替わりで公演。
神々しい舞を間近で観ることができます。

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