| ① 田中神社 | 瀬織津姫(せおりつひめ) | |
| ② 早池峰神社 | 瀬織津姫(せおりつひめ) | |
| ③ 大償神楽 | 三社大権現 | 月読命(つくよみのみこと) 稲倉魂命(うかのみたまのみこと) 大雷命(おおいかづちのみこと) |
早池峰山は女人禁制とされ、その麓には沢山の地域の山伏、修験者が集まっていました。
そこで、田中兵部は、ここに集まる多くの修験者たちに山伏神楽を伝えました。
その中で、田中神社の流れをくむ「岳神楽」と「大償神楽」は「早池峰神楽」として長きに渡り途絶えることなく、阿吽の神楽として山の神舞の「阿」の面は大償神楽、「吽」の面は岳神楽として歴史を重ねるとても珍しい継承の形となりました。
なぜ、大償神社は田中神社の流れなのに、瀬織津姫ではないのでしょうか
大償神社は江戸時代の神仏分離により、田中神社を師事し「神社」となりました。
それ以前より存在していた周辺地区で祀られていた他の神様や神霊を混合し、地域の信仰の拠り所となったと思われ、稲倉魂命(うかのみたまのみこと)を有することで稲荷神社でもあります。
大償神社の社殿内には、稲荷であることから「奉納正一位稲荷大明神」と記される旗が保存されています。これは、南部家より授かったと記録が在ります。
神楽は、神社の祭り事の他、通り神楽として、農閑期の時期には家々の庭先をまわり、娯楽でもあり、信仰と共に、地域の人々に深く根付きました。現代では、地域のまつり、冠婚葬祭、舞台公演、海外公演など、世界に残すべきものとして注目され、昭和51年(1976年)5月4日に国指定無形民俗文化財、平成21年(2009年)にユネスコ無形文化遺産として登録され、変わらぬ形を保つ文化として受け継がれています。
毎月第2日曜日を「神楽の日」として、花巻市大迫交流活性化センター(早池峰ホール)を会場に、岳(たけ)神楽・大償(おおつぐない)神楽、八木巻(やきまき)神楽の3つが月替わりで公演。
神々しい舞を間近で観ることができます。